第9回倉敷国際トライアスロン大会~目指せ年代別入賞~

倉敷国際トライアスロン大会。

私がトライアスロンを始めるきっかけとなった大会です。なんせスポンサー(嫁)の実家の前がバイクコースになってるんですもん。

でも中々縁のない大会でもあってトライアスロン4年目なのに1度も出場出来てません(笑)

 

2016年→エントリー開始日の翌日にエントリーしようとしたら、もう定員に達してた。

2017年→エントリーするも台風で中止。

2018年→エントリーするも西日本豪雨で中止。

中止しまくりじゃん(笑)

 

でも今年は快晴ですよ~!ようやく念願だった倉トラに出場できる!!

 

第9回倉敷国際トライアスロン大会

 

会場:倉敷市児島地区(主会場:児島ボートレース場)

 

 

大会前日

赤穂トライアスロンとかに慣れちゃってるので何かとメンドイですが、倉トラは前日から何かと忙しいです(これが普通です)

大会受付→バイクコース下見→開会式、競技説明→カーボパーティーという流れ。カーボパーティー以外は全て義務です。

バイクコースの下見は過去大会完走者は免除されます。中止続きで初参加な私は義務なのです。

まぁ実際は地の利を活かして倉トラのバイクコースは何度も試走してるんですけどね(笑)

 

参加者が貰えるデニムトートバック

バスに乗ってバイクコース下見中(殆ど寝てた)

自然豊かな児島地区ではナナフシもいます(笑)

 

開会式と競技説明にもしっかり参加しましたが、割愛(笑)

でも競技説明を聞いてて新たな発見が。どうやら倉トラはウェットスーツの着用が「推奨」「義務」ではないようです。

これは赤穂同様、タイム短縮の為にウェットスーツは着ない作戦で行こうと思います。

 

そしてカーボパーティー!これは義務ではありませんが、エントリー費用に含まれてると考えたら義務みたいなものです(笑)

しかし倉トラのカーボパーティーには致命的な欠点があります。

なんとアルコールが出ない!のです。仕方なくなっちゃんオレンジ飲みながら食べました。

料理は一応倉敷の特産品らしいですよ。

何かよく分からない魚のフライ(海苔も特産品なのか?)

  真備のたけのこご飯

  下津井タコ飯

  瀬戸ジャイアンツ

  ニューピオーネ

   バ、バナナ?

この後ジャンケン大会か何かあるらしいですが、お酒も飲めないので退散しました(笑)

もちろん帰ってたらふく飲みましたよ!大会前でもいつも通り飲むのが私流です(笑)

 

作戦

もちろん目指すは入賞!総合入賞(6位以内)は無理なので年代別での入賞を目指します!

 

倉トラの特徴なんですが、去年の大会の成績順にレースナンバーが割り振られてます。

例えば前回大会(2回中止になってるので3年前ですが)優勝した倉敷のレジェンド高橋さんはレースNo.1。

前回2位の人は今回エントリーしていないので、前回3位の方がNo.2です。

様は数字が少ない人ほど速いのです。なんかBØYのミニオンみたい(笑)

ただし倉トラはウェーブスタート。初参加の私は第1ウェーブの3分後にスタートする第2ウェーブです。

ウェーブスタートだと自分の正確な順位は分かりません。でも実績がある実力者は第1ウェーブにいるわけなので、ここは第2ウェーブ内1位を狙います。

第何ウェーブかはゼッケンの色で判断できますからね。ちなみに第2ウェーブだけで140名。

 

そしてもちろん以下の事をやった秒単位でタイムを短縮します。

  • ウェットスーツ着ない(推定短縮時間30秒)
  • ビンディングシューズはペダルに固定、バイク乗ったまま履いて脱ぐ(推定短縮時間10秒)
  • ランでは靴下履かない(推定短縮時間10秒)

これで合計50秒の短縮です(笑)

 

大会当日

今日も快晴です。結構暑くなる予報。ただ暑くなればなるほど私に有利なはず!

いつも昼間しか練習してないですからね~。

競艇場内を泳ぐのも楽しみですね。結構汚いとの噂ですが。

 

バイクセッティングオッケー!念のためボトルは2つ用意しました。中身は水道水です(笑)

アンクルバンドオッケー!トライアスロンはマラソンの様にICチップを靴に着けての計測は出来ないので、この様なバンドを足に巻いて計測してるのです。

 

スイム1.5㎞

マラソンと違って流石にスマホ持って行けないので、これ以降はスポンサー(嫁)の撮影です。

 

倉トラのスイムは競艇場を泳ぐ1500m

第1ウェーブから3分毎にスタートして第4ウェーブまであります。リレーの部も第4ウェーブスタートです。

 

問題の水質ですが、想像してたより(嫁に聞かされてたより)マシでした。泳いでて指の先が見えるレベル。まぁ綺麗ではないですが(笑)

 

倉トラの主催は倉敷市なので、スタートの合図は倉敷市長がしてくれました。

ファーン♪

第1ウェーブの時には不具合で鳴らなかったエアホーンも私のスタート時にはちゃんと鳴って競技開始です!

スイム中は兎に角無心で泳ぎます。ちょっとした閉所恐怖症な私。閉所ってだけじゃなく逃げ場のない状況も苦手です。

パニックにならない様だた泳ぎ続けました。

 

第2ウェーブだったんで、第1ウェーブに追いついちゃうんじゃないかと懸念してましたが案の定追いつきました(笑)

多分500mも泳いでないのに追いついて、それ以降はバトル勃発!

避けてたら泳ぐ距離も長くなっちゃうので、バトル上等でグイグイぶつかって行きます。

 

500m毎に自動でラップ取るガーミンが何度も震えてたんで何か2.5㎞ほど泳いだ気分ですが、ガーミンのデータ見たらこんな(笑)

やっぱり競艇場の水質が悪かったのでしょう、2回陸上に上がってる(笑)

タイム的には23分台でした。

そしてバイクパートに移るべくトランジションエリアへ向かいます。

表情みたら結構疲労困憊(笑) 何故か案外ふくらはぎにきてました。

 

バイク40㎞

スイムフィニッシュしてからトランジションエリアまで結構距離があります。300mは走らせられました。

まだこの時点では第2ウェーブ1位ではないです。正確な順位は分かりませんが多分3位~5位くらい?

 

でもウェットスーツ着てないのでトランジションは早いはず!

スポンサー(嫁)に借りたゼッケンベルトが中々付けられず焦りましたが、結構スムーズにバイクに移行できました。

乗車ラインを勘違いして注意されるの図(笑)

前方の赤いラインが乗車ラインでした

 

バイクは鷲羽山登った後、旧鷲羽山スカイラインを2周して帰ってくるという坂ばっかりコース。

坂がメインなのに加え、スカイライン内はDHバー使用禁止になってます。

トライアスロンではお馴染みのTTバイクは不利でしょうね。まぁ持ってませんが(笑)

 

鷲羽山に向かう直線でスポンサー(嫁)の実家前を通過します。一瞬ですが大きな声援を受けました。

後から聞いた話ですが、この時私は第2ウェーブで2位だったらしいです。

 

その後はひたすら山登り。

登りでは軽めのギア(貧脚な私はインロー)でクルクル回すのを意識しました。小野田坂道君戦法(笑)

 

スカイライン1周目の登りで先頭集団とすれ違いました。1位はレースNo.3。前回優勝の高橋さんは5位くらい?

 

ちょっとしたトラブルもありました。スカイライン1周目の下り。距離的には16㎞過ぎでいきなりサイコンのスピードが表示されなくなったのです。

原因はすぐに気づきました。スポークに取り付けてるマグネットが遠心力でズレたのです。

自転車に取り付けてあるセンサーの前をスポークのマグネットが通過することで速度が表示されます。

私のバイクは700c×25cなので1回転で約2.1m進むわけですが、マグネットがズレた事により表示されなくなったわけです。

 

対処方法としては止まってマグネットの位置を直せばいいのですが、時間がもったいないのでそのまま走りました。

走行データはこんな。速度だけ途中から計れてません。こんな時はGPSで補ってくれる様な機能がほしいですね。

 

そして命からがらバイクフィニッシュ!

降車ラインは間違えずに済みました。(ここではマーシャルがペナ取ってたらしい)

この時点の順位第2ウェーブで4位(嫁情報) 最後のランで巻き返せるか?

 

ラン10㎞

バイクからランへの移行もスムーズに出来ました。

ランの目標は40分切ることなんですが、足はもう疲労困憊です。ちょっと強度をあげると大腿四頭筋が攣りそう。

何か所かある地下道に降りる階段が苦痛でした。

 

でももともとランは得意な方なので前の選手を次々抜いていきます。得に第2ウェーブの青ゼッケンを抜く時はテンション上がります。

目標の1キロ4分ペースでは走れてませんが、他の選手がバテてるので相対的に速く走れてる感じ。

ガーミンのデータによると気温34℃でした(笑)

そりゃあれだけ坂登った後この気温じゃペースも上がらないでしょう。

 

ランの途中折り返しが2か所あって、2つ目でゴムバンドを受け取ります。

後はゴールに向かってラストスパートです。

勿論正確な順位は分からないのですが、前方を走ってる選手を1人1人抜いて行きました。合計で18人抜き!

青ゼッケンもも3人抜いたので、どうやら第2ウェーブ最速の漢にもなれるっぽいです。

ゴール前ラストラン! そして待ち構えてたスポンサー(嫁)と同伴フィニッシュしました!

しかしスポンサー(嫁)が最後にスプリント勝負を仕掛けてきたので、前の選手に追いついてしまいぐちゃぐちゃゴール(笑)

ゴールの瞬間もオールスポーツから撮られてませんでした(笑)

ほら、最後だけ20km/h超えてるし(笑)

所々ペースが極端に遅くなってるのは、地下道の階段だと思います。

 

ゴールはしましたが順位は全く分かりません。私が競ってるのは3分前くらいにゴールした第1ウェーブの選手や、これからゴールしてくる第3、第4ウェーブの選手なのです。

私がゴール後3分以内に第3ウェーブの選手がゴールしたら、私の順位は下がる事になります。

でもリレーの部は全て同じウェーブなので早々に結果が出ていました。

しかし競艇場がメイン会場なんで面白いですね。会場内に沢山あるディスプレイにゴールしてくる選手の情報が流れるのです。

名前、年齢、出身地、所属チーム等。おすすめって付くのも競艇っぽい(笑)

 

そして待つこと1時間ほど(シャワー浴びて嫁と昼ご飯食べてた)

やったー!年代別3位入賞だー!!

 

表彰式

競艇場内のホールで表彰式がありました。

何度か入賞はしてますが、こんなちゃんとした表彰式は初めてです。

 

まずは総合入賞から。

優勝した田中さんと伊藤市長

優勝者にはデニムのジャケットが贈られます

前回優勝の高橋さんは4位

 

4位とはいえ52歳という年齢を考えると十分化け物です!

 

女子の総合入賞者

こっちはリレーの部

 

女子優勝の木下さんは連覇らしいですね。

トライアスロン始めたころは女子1位の選手にタイムで負けてましたが、最近は負けなくなりました。

 

そしていよいよ年代別の表彰です。

市長と握手出来るかと思ったら、岡山トライアスロン協会会長にバトンタッチされました。

しかし何かしゃくれてない?(笑)

小さなトロフィーも貰いましたよ!

 

目標通り年代別の入賞出来て良かったです。2年連続中止の影響で大会全体のレベルが下がってたのが幸いでした。

でも想像以上に面白い大会でした。来年も必ず出場しようと思います。

 

運営の方、ボランティアの方ありがとうございました~!

 

今回の教訓

目立ったミスはないのですが、やっぱりバイクが弱い(笑)

優勝した田中さんはバイクパート1位で何と私より14分も速いのです!

昔からスイムとランで勝負してましたが、バイク強化しないとこれ以上上には行けないでしょう。

 

貰ったもの

  参加賞は結構豪華

フィニッシャータオル

 トロフィーと賞状

 

大会データ

第9回倉敷国際トライアスロン大会
  • 種目:個人の部、リレーの部(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km) ※前日受付
  • 制限時間:4時間
  • 定員:個人の部/550名 リレーの部/50組
  • 参加料:個人の部/18000円 リレーの部/30000円

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

トライアスロン入賞とマラソンサブスリーを目標に練習してる主夫。 スイム以外は独学なのでぼっちアスリートの参考になれば幸いです。 フルマラソンベスト 3時間8分15秒