トライアスロンってお金がかかるイメージありませんか?
トライアスロンはスイムとバイクとランを連続して行うスポーツです。
よって単純にオープンウォータースイム、自転車ロードレース、長距離走、3種目分の費用がかかると考えて間違いありません。
でも、具体的に何万円かかるか調べてもサイトによってマチマチです。
今回は私がトライアスロンを始めようと思い、実際に湯原トライアスロンを完走するまでいくらかかったか具体的に書こうと思います。
■目次
トライアスロン完走までかかった費用
スイム編 ¥45,555
品目 | 価格 | コメント | 必須度 |
ウェットスーツ:シロモトのロングジョン | ¥43,120 | フルオーダー。 | 〇 |
水着 | ¥0 | 持ってた物を使用 | 〇 |
ゴーグル:Aqua Sphere KAIMAN EXO | ¥2,435 | アマゾンで購入 | 〇 |
スイムキャップ | ¥0 | 持ってた物を使用 | 〇 |
曇り止め |
¥0 | 持ってた物を使用 | △ |
裸一貫でやるスポーツなだけに購入したのは少な目です。
ウェットスーツは既製品?オーダー?レンタル?
ウェットスーツは着用義務の大会が多いので必須にしてますが、着用を推奨の大会もあります。
ウェットスーツの価格は既製品でも1万以下~10万以上とピンキリです。
4~5千円でレンタルも出来るので、初めてならレンタルでもいいでしょう。
私はウェットスーツだけはこだわってフルオーダーにしました。体にフィットして使い心地はいいのですが注意点もあります。
一番の注意点は出来上がるのに時間がかかること。
私の場合体形の変化を気にして大会の1か月前に注文したのですが、結構ぎりぎりになって焦りました。
シロモトのサイトには出来上がりまで2週間となってましたが、オンシーズンは忙しいらしく2週間以上かかります。
いつまでたっても来ないので問い合わせて、何とか大会に間に合わせてもらいました。
オーダーで作る際は納期の日にちを確認して注文することをお勧めします。
ゴーグルはオープンウォーター用がいいの?
ゴーグルですが、これは何となくオープンウォーター用のがいいのかなとアクアスフィアのケイマンを購入。
このイタリア製ゴーグル、どうやら平たい顔族の私には合わず何だかんだで水が入って来ます(笑)
平たい顔族の皆さん、普通のゴーグルで十分ですよ。日本製最高(笑)
後スイムキャップですが、殆どの大会で支給されます。特にこだわりが無ければ、買わないほうが無難です。
バイク ¥429,502
品目 | 価格 | コメント | 必須度 |
バイク:TREK Émonda ALR5 | ¥199,000 | アルミフレーム。コンポはシマノ105。 | 〇 |
サイコン:Trip 300/DuoTrap S Combo | ¥12,900 | TREKのバイクに収まりがいいセンサーとサイコンのセット。 | △ |
ヘルメット:ボントレガー サーキット | ¥14,900 | アジア的頭の形に合わせたアジアフィット。バイクに合わせて紅白。 | 〇 |
ボトルケージ:ボントレガーの安いやつ | ¥2,000×2 | バイクに合わせて紅白。 | 〇 |
空気入れ | 持っていた物を使用 | 〇 | |
パンク修理キット | ¥10,000くらい | 携帯ポンプ、タイヤレバー、サドルバック、予備チューブ等 | △ |
ウォーターボトル:キャメルバック | ¥1,800×2 | ポディウムチル 0.62L | 〇 |
サングラス:オークリー | ¥0 |
ハワイ旅行中にノリで買った物を使用。バイク用ではない。 |
△ |
ホイール:フルクラム レーシング3 2wayfit | ¥50,981 |
Wiggleで購入。チューブレス対応。 |
× |
タイヤ:IRCフォーミュラPROチューブレスRBCC | ¥5,740×2 |
アマゾンで購入。 |
× |
スプロケ:105 11-28T | ¥3.686 |
Wiggleで購入。 |
× |
べダル:名もなきペダル | ¥2,000くらい |
今はお蔵入り。 |
〇 |
ビンディングペダル:105 PD-5800 |
¥11,455 |
バイクショップで購入。 |
× |
ビンディングシューズ:ボントレガーHILO RXL | ¥25,000 |
トライアスロン用シューズ。バイクショップで購入。 |
× |
ローラー台:MINOURA FG540 |
¥50,000 |
ハイブリッドローラー。アマゾンで購入。 |
× |
冬用ウェア:パールイズミが多い |
¥30,000くらい |
あまり使ってない。 |
△ |
夏用ウェア:パールイズミが多い |
¥0 |
ローラー台買った時のポイントで購入。 |
△ |
ベル |
¥500 |
湯原温泉トライアスロンでは着用義務。 |
△ |
バイクはカーボン?アルミ? コンポは?
まずバイク本体ですが。選択肢としてロードバイクとTTバイクがあります。
TTバイクとはタイムトライアルバイクの略で、その名の通り自転車競技のタイムトライアル種目で使われるバイクです。
エリートじゃない一般的なトライアスロン大会ではドラフティング(前のバイクを風よけに使う行為)は禁止です。
なので、空気抵抗の小ささを重視したTTバイクを使用するわけです。
ただ余程のこだわりがない限り初めの1台はロードバイクにしておくのが無難でしょう。
私も無難にロードバイクを購入しました。
「コンポって何?」ってくらいのレベルだったのでショップであれこれ聞いたものです。
店員さんにトライアスロンを始めたい、出たい大会は倉敷国際トライアスロンだと伝えました。
そしたら「倉敷は坂が多いコースだから軽量なヒルクライム向けのバイクがいい」と38万円のÉmonda SL6を進められました。
予算も何も考えてなかったのですが流石に38万円はビビりました(笑)
その時即決はしなかったのですが、結局買ったのは同じエモンダでもアルミ製のALR。
コンポはティアグラでも良かったんでしょうが、105にしました。
やはり初めの1台はアルミの105。これは間違いないですね。
今でも特に不満なく乗れてますし、大会で入賞も出来ました。
因みに私は基本105縛りです。アルテグラ以上には手を出さないルールで競技しております。
ホイールは変えたほうがいい?
ホイールは変えました。もともと付いているホイールはいわゆる鉄下駄(前後で2キロほど)です。
もちろんホイールは変えなくてもいいのですが、変えてみたくなるものです。
これもセオリー通りアルテグラホイールやゾンダ辺りと悩みました。でも何となくの響きでレーシング3を購入。
あと、何となくチューブレスにしました。
総額6万円以上の出費だったので、さぞ変わるだろうと乗ってみると「?」な感じ(笑)
はっきり変わったのはラチェット音くらい。鈍感ですみません。
でも鉄下駄ホイールに戻してみると「あっやっぱりレーシング3のほうがいい」ってなります。
ビンディングペダルは必要?立ちごけが心配。
結論からいうとビンディングペダルは必要ありません。
弱虫ペダルで先輩が言ってるような「倍の力でペダルを回せる」なんてこともありません。
でも、これも通過儀礼だと思い、バイクを購入した4か月後にはビンディングにしました。
ビンディングペダルにしてみて思ったのですが、ビンディングにする一番のメリットって足がズレない事だと思うのです。
一番力が入るポイントからズレない=ロスが少ないペダリングが出来る。
素人意見なんであんまり当てになりませんが(笑)
立ちごけですが、これも通過儀礼です(笑)
私は過去1回だけ立ちごけしました。
でも立ちごけって普通停車時に起きるものなので、右にこけなければ大丈夫なことが多いです。
私は右にこけたんですが、車通りがない場所だったんで大丈夫でした。
ラン ¥15,000
品目 | 価格 | コメント | 必須度 |
靴:onクラウド | ¥15,000 | 岡山市ランプロで購入。 | 〇 |
ランニングウォッチ:カシオフィズ | ¥0 | 持っていた物を使用 | × |
その他ウェアや帽子、靴下、靴など | ¥0 | 持っていた物を使用 | 〇 |
トライアスロンを始める前にマラソンから入ったので買い足した物は少ないです。
ランニングシューズも買い足す必要はなかったのですが、靴紐を結ぶ必要がないのと見た目に惹かれて、onを購入。
全くゼロからでも1~3万円あれば揃えられるでしょう。
その他 ¥41,800
品目 | 価格 | コメント | 必須度 |
トライウェア:2XUトライスーツ | ¥8,500×2 | 色は青 | △ |
ゼッケンベルト | ¥1,800 | △ | |
湯原トライアスロンエントリー料 | ¥23,000 | ミドルディスタンス | 〇 |
トライウェアもゼッケンベルトも必須アイテムではありませんが、使ってない人はあまりいないほどの便利アイテムです。
トライウェアは3種目通して使えるウェアです。
泳ぎや走るのの妨げにならず、バイクでお尻が痛くなりにくいように、薄いパッドが入ってます。
大きく分けて、ワンピースタイプとツーピースタイプがあり、私のはツーピース。
ワンピースタイプは着ると快適らしいですが、ツーピースはトイレに行きやすいという圧倒的なアドバンテージがあります(笑)
ゼッケンベルトも必須に近いです。
湯原トライアスロンではゼッケンが1枚しかなく、バイク中は後ろ向き、ラン中は前向きにしなければなりません。
ゼッケンベルトがあればクルっと回すだけです。
1つあれば何年も使える物なので、ぜひ買いましょう。(会場でも売ってたりします)
あと、バカに出来ないのがエントリー料。
湯原トライアスロンはミドルディスタンスなので高めの¥23,000。
一般的なオリンピックディスタンスでも¥15,000~¥20,000はかかります。
都市型のマラソン大会が1万円くらいだから、割高感はあります。
これは競技の特性上仕方ないので割り切りましょう。
合計金額 ¥531,555
いかがだったでしょう。
この値段が高いか安いかは分かりませんが、トライアスロンを始める費用の目安になれば幸いです。
もちろんこの金額は初年度かかる金額なので、2年目からはかなり下がります。
いつかはトライアスロン出てみたいな~と思っている皆さん。
始めるタイミング、それは今です!
きっとかけた金額以上の達成感、日々のメリハリ、カッコいい肉体を手に入れる事ができるでしょう。
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