トライアスロンで一番初めに行う競技「スイム」
ある意味一番重要な競技と言えます。
スイムで失敗したらその後のバイク、ランで取り返すのは大変です。
足切りになってしまってはバイクに移る事すら出来ません。
そんな「スイム」をレベルアップさせる練習を紹介します。
トライアスロンを完走する為のスイム練習
どこで練習するか?
トライアスロンのスイムは基本的にオープンウォーター(海や湖)です。
でも普段の練習は皆プールで行っています。
私がバイクを買ったショップでは、定期的に海での練習も行ってますが、オープンウォータースイムに慣れる為の練習なのだと思います。
水泳が速い人はオープンウォーターでも速い。これは間違いありません。
トライアスロンだからといって練習までオープンウォーターに拘る必要はありません。
よって練習はプールで行いましょう。
どのくらいの距離泳げればいいのか?
トライアスロンのスイムは長い距離を連続して泳ぎます。
ショートディスタンスなら普通1500m。ロングディスタンスなら3000m以上。
この距離を大会にもよりますが1度も足を付かずに泳ぎ切らなければなりません。
私は競泳出身なので1500m連続で泳ぐことについて、特に驚きはしませんが、そうでない一般の人にとっては途方もない距離に感じられるでしょう。
しかし、スイムはランニングと違い、体への負担が少ないスポーツです。
基本さえ出来てしまえば1500m泳ぎ切ることは難しくありません。
目安ですが、100m余裕をもって泳ぎ切ることが出来れば、1500m泳ぎ切ることが可能でしょう。
泳げない人が最短で泳げる様になる方法
もちろん100mも泳げないという人もいるでしょう。もしかしたら泳げない人のほうが大半かもしれません。
泳げない人はどうすればいいのでしょう?
一番良くないのは独学で泳ぎ始めることです。
水泳はフォームが命です。綺麗で水の抵抗が少ないフォームを身に着けないと何時まで経っても泳げるようになりません。
自分のフォームは見れないので、独学で改善するのは難しいです。
よって人から習うのが最善なのですが、誰に習えばいいのでしょう?
水泳してる知り合いや、トライアスリートに習うのはあまりお勧めではありません。
泳げる人が教えるのも上手いとは限らないからです。
お勧めするのはやはりプロ。スイミングのコーチが最善なのです。
ここで一つ具体例を挙げて説明します。
私のスポンサー(嫁)の話です。
彼女以前は25mも泳げない人でした。
そんな人がトライアスロンに挑戦するとなると一番のネックはやはりスイム。
近くに私というスイム一族がいるにも関わらず、私に教えを乞うではなく(笑)
最寄りの市民プールの水泳教室に通ったのです。
市民プールなんで費用は格安。週1回、15回のレッスンで1万5千円ほど。
しかもレッスンを受けてる3か月ほどはプール使いたい放題。
通った教室は何故か「綺麗に4泳法」というバタフライまで習う教室でしたが(笑)
しかし結果的にこの選択は成功でした。
習い終わった今は1500m泳ぎ切ることに対して何の不安もないようです。
やはり泳げない人こそプロに習うべきですね。それが一番の近道です。
其の弐に続きます。
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